朔日餅







朔日餅とは、1月を除く2〜12月の毎月1日に発売される季節ながらの和菓子。

購入は当日、赤福本店にて午前4時45分より販売されるので夜明け前から並ぶか、販売月の前月15日午前7時より、本店店頭または、電話(0596-22-2154)で予約して取りに行く。また、百貨店直営店でも予約ができる。


私は身内が赤福に勤めていたこともあり、毎月1日には朔日餅を持ってきてくれたので、何の苦労もなく食べることができた。

そこで、何月の朔日餅がおすすめなのかを独断と偏見で書いてみます。



















黒大豆と大豆を使った二種類の豆大福。
一つは、大粒の黒大豆とこし餡を餅生地で包み、もう一つは、こし餡と大豆を包んだ餅生地にきな粉をまぶしてある。

おすすめ度:

ゴロゴロとした豆が食感を悪くしていて苦手です。



よもぎの持つ色と香りをそのまま練り込んだ餅生地で、つぶ餡を包んでいる。

おすすめ度:

ヨモギの匂いがきつくて、1つ食べたら充分です。




ほのかな桜色に染めたもち米で、こし餡を包んでいる。
選び抜いた桜の葉で包んでいるので、桜葉とともに食べるとよい。

おすすめ度:★★

ほんのり塩味とあんこの甘さが絶妙です。




こし餡の入った餅を柏葉で包んだ「かしわ餅」。

おすすめ度:★★

もっちっとしているような弾力があるような至って普通の柏餅です。




もち麦粉が入った餅生地で黒砂糖の餡を包み、上から香ばしい麦粉をまぶした素朴なお餅。
麦の香ばしさを楽しめる。

おすすめ度:★★

シンプルなところがまままあです。




赤福の餡を特製した水ようかんを青竹に流し込み、笹の葉でふたをして、名づけて「竹流し」。
よく冷やして自然の涼味を楽むことができる。

おすすめ度:★★★

竹の底を竹串で刺して自力で吸うという遊び心がとてもいいです。




粒を残して作ったあわ餅に、昔ながらの黒糖のこし餡をのせたもの。
粟の粒感と黒糖の風味を楽しめる。

おすすめ度:★★★

赤福餅に見た目がそっくりです。黒糖風味のあんが好きです。




季節菓子としてなじみ深いおはぎ
ほんのり塩味をきかせた「萩の餅」はあたたかいお茶がよく合う

おすすめ度:

おはぎなので当たり前ですが、中身に米が入っているところが重いです。




もち米の食感を程よく残した生地で、風味豊かな栗餡(あん)を包み、栗ようかんを乗せてある。
選び抜いた栗の味と薫りに、秋を味わえる。

おすすめ度:

栗ごはん?って思うくらいスウィーツとかけ離れてる気がします。




商いの神ゑびす様にちなみ「ゑびす餅」。
打ち出の小槌に見立てた餅は、餡も生地も黒糖の味わい。 黄金色の小判に見立てた餅は、さっぱりとした柚子風味。

おすすめ度:

地味なインパクトです。




この季節にちなみ、「雪餅」。
もろこし粉入りの餅生地でこし餡を包み、もち粉をまぶしてある。うっすらと雪化粧した大地に見立てたお餅。
年の瀬も近づき慌しくなると今年も一年が終わる。

おすすめ度:★★

見た目がとてもきれいです。丸い形にまぶされたもち粉が食欲をそそります。